29 倉渕村指定 重要有形民俗文化財 長井の道祖神
![]() |
指 定 昭和57年4月1日 所在地 倉渕村大字権田字稲荷沢2431 権田字長井の川西より熊久保に至る旧道の傍ら、百庚申の続きにある。元禄5(1692)年の「元禄雛型」のものと、おこそずきんをかぶったものなど6体の道祖神が集められている。この道祖神は道路改修等の際、整理して現在に安置したものである。 中でも、おこそずきんをかぶった双対道祖神は、「旅は道連れ」のほほえましいもので、しかも優雅で、石造物としては逸品である。建立年代は不詳である。 長井を通る信州街道は、信州の旅人はもちろん、草津入湯者が古くから利用した草津街道である。 |