25 天然記念物 椿名神社の大イチョウ・大ケヤキ

 

椿名神社の祭神は、で、五穀豊穣、殖産の神である。元宮は上之久保北方のにある。行前の地は、元湯彦命が東国平定の折り、この地にとどまって社を建て、石剣、石玉をご神体としてまつったと伝えられる。

 戦国の頃、この元宮の社殿などが戦火にかかり焼失したので、文禄年間に現在地に移転した。

 大イチョウ・大ケヤキは、その当時から生い茂っていたもので、樹齢400年をこえていると思われる。

 ◇ 大イチョウ 目通り太さ 6.8メートル  樹高 34メートル

 ◇ 大ケヤキ  目通り太さ 6.4メートル  樹高 32メートル

 なお、社殿の脇に根まわり12メートル余の「折り懸けの杉」といわれるご神木があった。この神木は落雷で二つに裂けてしまい現在はない。

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