24 倉渕村指定 史跡  善光寺道木戸沢番所跡

                 指 定  昭和57年4月1日

                 所在地  倉渕村大字川浦大峰2633−2

史跡 木戸沢番所跡

 川浦廻り善光寺道は、中山道の碓氷関と信州街道の大戸関にはさまれた間道であったため、関所の検問をさけた怪しい者がひそかに通ることを警護するため番小屋が設けられ、以来組合坂下5ヶ村(三ノ倉・権田・水沼・岩氷・川浦)で番役を勤めてきたと記録に残されている。

 今でも、月並のこの番所跡を木戸沢と呼んでいる。番役の人足は一ヶ村に毎日2人宛日夜勤め、非常の時には大戸関所の加番のほかに、中山道松井田宿・坂本宿への代助郷、当分助郷、川除普請、大戸関の修復など多くあり、相当の負担であったと考えられる。

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