横須賀市によって、市制施行80周年記念事業の一つとして倉渕村川浦に建設された。横須賀市と倉渕村は、昭和56年に友好都市としての提携を結んでいますが、そのつながりは幕末の異才・小栗上野介にまでさかのぼります。
当時、勘定奉行としていた小栗上野介は横須賀の今日の発展の基礎となった横須賀製鉄所の建設を進めた人ですが、彼の領地が権田村(現在の倉渕村権田)であったことがきっかけとなっています。
倉渕村権田は、小栗上野介が非業の生涯を閉じた最後の地です。彼の墓所は権田の東善寺にあり、斬首された川のほとりには「偉人小栗上野介罪無くして此処に斬られる」と刻まれた碑が建てられています。
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